大日本印刷 ハリウッドのデジタルドメイン社と業務提携
大日本印刷ハリウッドのデジタルドメイン社と業務提携
CADデータからハリウッド映画レベルの3次元CG動画コンテンツを制作
大日本印刷株式会社(本社:東京 社長:北島義俊 以下:DNP)は、ハリウッドの特撮・CGスタジオであるデジタルドメイン社(Digital Domain 本社:米国・カリフォルニア州CEO:カール・ストーク)と非独占的な業務提携を行い、製品のCADデータからダイナミックな実写レベルの3次元CGを作成して、テレビCM、インターネット、印刷物を含むあらゆる宣伝販促メディアに使用する迫力のある動画コンテンツを制作するサービスを12月18日より開始します。
【業務提携の背景と目的】
自動車、輸送機械、重機、電器、住宅などのメーカーの多くは、CADシステムを使った製品の設計・開発を行っています。近年、製品が完成する前の段階から、印刷物、インターネット、テレビCMなど様々な媒体の広告物の準備が進められ、CADデータから作成した3次元CGを利用する例が増えています。従来写真撮影に使用していた模型の作成に必要な莫大な費用を軽減することができるからです。
今回、デジタルドメイン社と連携することにより、従来DNPが提供していた3次元CG作成サービスのラインナップに、テレビCMなどのあらゆる広告媒体に使用できるダイナミックな実写レベルの動画を追加しました。今後DNPは、1つのCADデータから、印刷物、インタラクティブ・コンテンツ、高精細な動画コンテンツと、用途に合わせた3次元CGをワンストップで提供します。
今回のような業務提携は、DNPにとっては今年になって2件目です。本年4月にドイツのRTT社と業務提携し、CADデータからインタラクティブ・コンテンツ用の3次元CGを作成して、Web上や店頭でのセールスプロモーション用途として提供しています。
【今回の業務提携における両社の役割】
DNPの主な役割
・日本国内の顧客企業に対して、CADデータから制作した動画を、テレビCMを中心としたセールスプロモーション領域で提供していきます。
・顧客企業から預かったCADデータを、加工しやすいように処理した上で、表面の材質感などを設定した3次元CGの基本データを制作し、デジタルドメイン社に供給します。また、この基本データに対して、背景や光の反射などの効果を付加した静止画像を制作し、印刷物への活用をおこないます。
デジタルドメイン社の主な役割
・DNPが制作した3次元CGの基本データから、人物・背景合成や特殊視覚効果技術に加えて、世界のトップレベルの演出を施し、ハリウッド映画レベルの映像制作を行います。
・自動車の走行シーンや、大型機器の動作シーン、新築マンションのウォークスルー映像など、デジタルドメイン社が得意とする迫力のある動画を制作します。
【今後の展開】
DNPとデジタルドメイン社は、日本国内のさまざまな業界に向けて、3次元CGを活用したテレビCM、展示会映像、印刷物などのコンテンツ制作サービスを行います。DNPは、2010年度で100億円の売上を目指します。
今回のデジタルドメイン社との業務提携により、「実物がない段階でセールスプロモーションを開始したい」、「実際には撮影できない写真や映像を、コンピュータ処理で作りたい」、「セールスプロモーション全体のコストを下げたい」といった顧客企業のニーズに応えていきます。