アウンコンサルティング「P4P市場規模予測」
「P4P市場規模予測(2007年リリース版)」発表
検索エンジンマーケティング(SEM)を手がけるアウンコンサルティング株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:信太明)は、昨年に引き続き、検索エンジンマーケティング(SEM)の鍵となるP4P(検索連動型広告+コンテンツ連動型広告)に関する2006年(1〜12月)の広告費と今後の市場規模を試算いたしましたので、ここにお知らせいたします。
なお今回より、モバイル向け広告分野で存在感を急速に増しているモバイル向けP4Pの広告費についても試算しており、ここでのP4Pとは、パソコン向けP4Pとモバイル向けP4Pを包含した数値を指しております。
【パソコン向けP4P・モバイル向けP4P広告費の推移】
● 2006年のパソコン向けP4P広告費、前年比154%で1,000億円を突破
2006年のパソコン向けP4P広告費(検索連動型広告+コンテンツ連動型広告)は、全体で1,000億円を突破するに至りました。
このうち検索連動型は、2006年、昨年予測を上回る888億円(前年比148%)となりました。一部業界での出稿差し控え等が見られたものの、テレビCMや新聞広告などと検索を組み合わせたクロスメディア手法が隆盛したことで大手企業を中心とする広告出稿が増加したこと、また代理店やコンサルティング会社を介さずに自社内で運用を行うインハウスニーズが好調に拡大をした影響であると考えられます。
一方コンテンツ連動型では、昨年予測に比べ、大手広告主からの導入に若干の遅れが見られていることや、広告クリック単価が低廉に推移している等、市場規模算出の前提条件を見直したことにより、昨年予測を下回る結果となりました。しかしながら、昨年中は日本におけるSNS最大手であるmixiへの広告配信が開始されるなど、コンテンツ連動型広告は各種媒体にとっての有効な収益源としての役割も強めており、その配信先は順調に拡大しております。その結果、前年比約2倍の159億円と、依然として好調な推移を見せており、本年以降の更なる市場拡大が予測されます。
以上の結果、2010年にはパソコン向けP4P全体で、昨年予測を上回る2,982億円へと成長し、パソコン向け広告費の実に48%を占めるに至ると推算いたします。
●モバイル向けP4P、2010年にはモバイル向け広告費の15%にまで成長
当社では本年より、新たな試みとして携帯電話での閲覧に供されるモバイル向けP4Pの市場規模の試算も開始いたしました。
昨年、主要携帯キャリア各社により、Yahoo! JAPANやGoogleの検索システムが軒並み導入されましたが、これによるモバイル経由の検索数の大幅増加に伴い、オーバーチュア「スポンサードサーチモバイル」やグーグル「Google モバイル広告」をはじめとするモバイル向けP4Pのシェアが拡大いたしました。
これを受け、モバイル向けP4P広告費は2006年、前年比418%の21億円へと大幅に拡大、更にユーザー間におけるモバイル検索の浸透が促進することにより、2010年にはモバイル向け広告市場の実に15%を占める189億円へと成長していくと予測いたします。
【市場規模算出の方法について】
世界各国の報道資料やレポートによる動向調査のほか、オーバーチュア社及びグーグル社をはじめとする業界関係者や広告主へのヒアリング調査、ならびに当社独自の調査等により収集された情報を基礎資料とし、実際の出稿状況やクリック率等の各種指標の動向を加味し、独自に算出いたしました。
【昨年の予測について】
2006年1月31日に発表した昨年段階での予測に関しては、下記URLをご参照下さい。
http://www.auncon.co.jp/corporate/press.html?link_id=prel